喋るタイミング、見たい映画、食べたいランチ。価値観がぴったりの草刈賢斗(西村拓哉)と筒井美咲(田辺桃子)は、付き合ってまだ1か月だが、相性抜群の大学生カップル。しかし、ある日訪れた占いで、二人の相性は「0％」と診断されてしまう。美咲は「大丈夫」と言うものの、「このままでは別れてしまうのでは？」と不安になった賢斗は、二人の未来を守るため、ある行動に出る…。

ナギ(渡邉大我)は、美術部の憧れの先輩・サトミ(林芽亜里)とお互いの顔をデッサンし合っていた。サトミが描いたナギの姿はかわいらしいが、ナギが描いたサトミは、未完成で、途中で筆が止まっている。「時間がなかった？」と顔を覗き込んで心配するサトミに、ナギは思わず反射的に目をそらしてしまう。ナギがスランプに陥っていると思ったサトミは、あるゲームを提案してきて…。

生徒会書記の須藤(池川侑希弥)と生徒会長の桐村(菊地姫奈)は、周囲にナイショで付き合っている。ある日、文化祭について熱い議論が交わされる生徒会会議の中で、突如須藤が文化祭の締めくくりとして“フォークダンス”を提案する。突拍子もない提案に周囲は驚くが、「一度でいいから、周囲の目を気にせずに手を繋いでみたい」という桐村の願いを叶えるためだった。二人の最高の思い出を作るため、須藤の緻密な計算が始まる…！

俳優を目指しているアリサ(川津明日香)は、自動車整備工場を営む実家に帰省し、工場で働くヤマト(吉川太郎)に出会う。オーディションに落選し落ち込んでいたアリサは、応援してくれる家族や周囲の想像以上の反応にうまく応えられず、戸惑っていた。さらに、些細なことから父とケンカしてしまうアリサ。ヤマトは、涙を浮かべながら飛び出してきたアリサに、優しく声をかけ…。

サッカー部・1年生の涼太(森ケイン)は、大事な試合でPKを外し、「自分のせいで3年生最後の夏を終わらせてしまった」と悔やみ、練習に身が入らないでいた。そこにやって来たのは、幼馴染で先輩マネージャーの明里(森日菜美)。「一生懸命やった結果なんだから」と励ますものの、引きずっている涼太に、「エースの三上くんに、『この紅白戦でハットトリックを決めたら告白する』って言われた。」と明里が告げる。このままただの幼馴染ではいられない…覚悟を決めた涼太は、グラウンドへ駆け出していく。

頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群の三拍子が揃った超人で、数々の難事件を解決してきた名探偵・ホムラ(咲妃みゆ)。そんなホムラの助手を務めるソウゴ(嶋﨑斗亜)は、ホムラへの憧れを募らせ、恋心を育んでいた。探偵をやっているがゆえ、人の感情に敏感で、恋愛を遠ざけていると言うホムラに対し、ソウゴは「ホムラさんに見合う人になる！」と、ある勝負を持ちかける。

幼い頃、兄・一生の後ろをついて歩いていた弟の慶二(真弓孟之)は、兄の同級生・ひまり(秋田汐梨)に恋をしていた。ところが、慶二は親の仕事の都合で引っ越すことに。ひまりへの想いを告げられないまま、時は過ぎ、高校生になった。ある日、兄・一生のクラス会が開催されることを知った慶二は、「ひまりに会えるかも！」と、欠席するつもりの兄の代役に立候補する。兄・一生としてクラス会に出席し、ひまりとの再会を果たすものの、弟・慶二として、ひまりへの想いを伝えることはできるのか…？

心地よく漂うコーヒーの香り。ビルの狭間に佇むキッチンカーの中で、シュンスケ(永岡蓮王)が慣れた手つきで作業している。キッチンカーに訪れたまどか(中村里帆)に、シュンスケはあまりの可愛さに一目惚れ。ブラックコーヒーを片手にオフィス街を闊歩し、バリバリ働く、かっこいいキャリアウーマンに憧れるまどかは、コーヒーを注文するため、キッチンカーに通うようになる。会話を交わすようになった二人は、徐々に親しくなっていくが、ある日キッチンカーにやってきたまどかは浮かない顔で…。

「こんにちは！勉強教えてもらいに来ましたー！」と、元気いっぱいに千歳(佐竹桃華)の家を訪ねてきたのは小学生の真白(元重瑛翔)と飛鳥(岡野すこやか)の二人組。勉強中もああだこうだと競いながらドリルに取り組む二人に、千歳は就職のため、「勉強を教えるのは次の日で終わり」と告げる。ショックを受けた二人は帰り道で、千歳を想う気持ちに気づく。告白して彼氏になることで千歳を引き留めようと思いつき、ついに“愛の告白大作戦”決行の日を迎える…。

20歳の誕生日を迎えた夜、中川亜里斗(岡﨑彪太郎)は、ずっと心に決めていたことを実行した。それは大人の男になるため、20歳の誕生日に一人でバーに行き、お酒を飲むこと。そんな彼を優しく出迎えてくれたのは、女性バーテンダー・谷中千帆(中田クルミ)。亜里斗はお酒が初めてだということを隠し、大人の男を演じようとするが、なかなかうまくいかない。その様子を見た千帆は、彼女が初めてお酒を飲んだ夜のことを素朴に語りだす。大人だが自然体な千帆と話すうちに、亜里斗はいつしか取り繕うのをやめていて…。

大学の演劇サークルに所属するヒカル(浦陸斗)と先輩のナナミ(杏花)。ある日、ヒカルは稽古でうまくいかず悩んでいたナナミを見つけ、相談に乗ることに。ナナミは「俺様キャラだが真っすぐな男に惹かれる女性」という役どころに苦戦していた。そこでヒカルは、ナナミが自然な役作りをできるよう、お互い役になりきってデートすることを提案。芝居のためなら、とナナミはその誘いに乗るのだが、デート当日現れたヒカルはいつもの彼と全く違っていて…。

高校3年生の聡太(伊藤篤志)と慎二(山中一輝)は、放課後のチャイムが鳴るやいなや、町のパン屋へと駆け出していく。その目的は、食べ盛りの胃袋を満たすおいしいパン…ではなく、店員の田所(石川恋)。彼女を眺めるたび「天使すぎる…」と頬を緩め、推し活と称して日々通っていた。そんなある日、2人は“アルバイト募集”の張り紙を見つける。すぐさま応募し面接を受けるが、合格したのは聡太だけ。平穏に続いていた2人の推し活ゆくえは？

「日本から出ないから英語はいらない」と豪語するのは、高校二年生の隼人(當間琉巧)。英語の授業でたっぷりと睡眠をとったある日の帰り道、アメリカから引っ越してきたと噂の三年生・メアリー(トミコ・クレア)に一目惚れする。初対面で「付き合ってください！」と猛アタックするも、日本語がほとんど分からないメアリーには伝わらない。どうにか彼女とコミュニケーションを取るため、隼人は苦手だった英語を猛勉強し、メアリーと話せるまでに成長。しかし、隼人の思いとは裏腹に、メアリーの表情は段々と曇ってしまう。

昼下がり、のどかな公園でOLの遥香(清水くるみ)が美味しそうにお弁当を頬張っている。その様子を男子中学生・ルイ(亀井海聖)がじっと見つめている。空腹そうな様子を見て遥香が唐揚げを差し出すと、ついパクっと食べてしまい、そのあまりの美味しさに驚くルイ。お弁当を通じて、心もじんわりと通じ合い仲良くなっていく二人。そんな中、ルイが遥香に伝えた真っすぐな言葉が、思いがけず彼女の大きな決断を後押しすることになる…。

漫画研究会の部室で居眠りしているコウヘイ(角紳太郎)は目を覚ますと、部員たちに寝不足の理由を「超かわいい教育実習生・モエミ先生のこと考えてたんだろ！」とはやし立てられ、話は見当違いな方向へ。部長のユキ先輩（志田こはく）にも後押しされ、お調子者のコウヘイは勢いでモエミ先生に告白することに。しかし、瞬く間に振られた次の瞬間、目の前が真っ暗になり、コウヘイは居眠りから目を覚ました場面に戻っていた。「まさか俺、タイムリープしてるーーー！？」

「思い出が詰まったものを大事にする彼女が好きだ」。大学生の理人(大内リオン)は、柚月(中村ゆりか)が店長を務めるアンティークショップでアルバイトをする中で、いつしか彼女への恋心を募らせていた。そんな矢先、柚月が元恋人にもらったという腕時計のバンドが壊れてしまう。名残惜しそうにしながらも、「昔の恋人に貰ったものをいつまでもつけてるのはね」と捨てようとする柚月。いつもと違う彼女を見て、理人はある行動に出る…。

「由香さんなら、いつかいい番組作れると思う。」 猫みたいな性格で絵が好きな大学1年生の神崎望海(大西風雅)は、ドラマ制作を夢見る大学3年生・小泉由香(岡田結実)と付き合っている。卒業後、由香は無事テレビ局に就職。ドラマ現場で働きはじめるが、多忙な由香と学生の望海はすれ違い、別れることに。5年の時が経ち、ドラマのAPとなった由香。ドラマのポスターデザインを決めるため、コンペを開催した彼女の前に現れたのは、デザイナーとなり、別人のように大人びた望海だった…。