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時をかける愛のmoonのレビュー・感想・評価

時をかける愛(2018年製作のドラマ)
5.0
久しぶりにすごいもん見た!
この脚本考えた人、天才。「最高傑作」と書いてある人もいれば、「時間軸が行ったり来たりしてわかりづらい」と書いてある人もいて、どっちだよと思ったけど、確かに「時間軸がわかりづらい最高傑作」。アリス・クーに二度目の金鐘賞をもたらしたのも納得。雨の中で路上に横たわるシーンなんて、何回撮ったんだろう。時間移動が双方向なのもすごく手が込んでる。後半は純愛に加え、台湾ドラマのお家芸(?)、猟奇的な部分もプラス。アリスより5歳年下のグレッグ・ハンさんを相手役にもってきたのも、ビジュアルだけじゃなく、内容的に絶対必要な部分だったと思う。最後の15分くらいから、切なくて切なくて、画面が切り替わったラストシーンで、「うわーーーっ!」となって震える。脚本だけじゃなく、キャスト、演出、小道具、その他諸々すべて文句なしの満点。10点があったら10点入れるわ。
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