まず超正統派コミュニティが
NYという大都会に存在することが驚きだし
その中であの厳しい規律を守れるのがすごいよな
(もしくは守っているフリ)
現在(コミュニティを抜けた後)
と
過去(コミュニティで経験したこと)
が、淡々と交差する
その中で
コミュニティの中で起こっていることを
理由まで説明臭くなく見せてくれる
かつエスティの心情描写も丁寧だった
学生時代にイスラエルパレスチナ問題を勉強した経緯もあり
原作者のデボラ・フェルドマンのインタビューも読んでいて
超正統派というコミュニティの存在意義を改めて理解した
一般的に、とか、倫理上、とか、
そんなこととてもじゃないけど言えない
自分の物差しがいかに小さいかを思い知る