孤児の少女ベスがチェスの頭角を現し、天才チェスプレーヤーとして男性社会でのし上がっていく。
一話あたりが長くてなかなか………
と思ってたのに、見始めたら止まらない🤩🤩🤩
当初は映画での構想があったらしいけど、これは断然ドラマで良かった！！
チェスは詳しくないけど、
対局者のキャラクターが個性派揃い！！
主人公は決して無敵ではなく、
戦って強くなってく過程はめちゃくちゃスポ根🤣🤣🤣
変な情？馴れ合い？みたいなのがないけど、
主人公を中心に各キャラクターのバックグラウンドや感情の描写が細かい👏✨
そして過去キャラがまた最後に登場するなど、
登場人物をお粗末にしないのが素晴らしい。
主人公のベスがポーカーフェイスだけど、
わずかな感情の機微がわかる演技が素晴らしい。
アニャちゃんも、子役のイスラちゃんも、
ベスという人物をしっかり体現していた。
カメラワーク、画面の構図、色合い、光、
時代を表す街並みも、
セットや調度品もこだわり抜いていて、
もちろんファッションも可愛い！！
ベスが垢抜ける前も後も！！
それと制作側のこだわりで、
同じシーンのリピートが多くてびっくりした。
サブリミナル的に組み込まれて、すべて計算されているのがすごい！！！
この時代の様々な女性の生き方も描かれている。
独立している（高学歴）女性が多く登場する一方で、専業主婦で家庭に閉じ込められている女性も。
個人的に養母とベスの関係性が好きだった。
母娘だけどビジネスパートナーで、付かず離れず。
彼女が毒親という感想が多いけど……
確かに依存症を助長させるという悪い影響もあったけど、
彼女は彼女なりにもがいていた。
ベスが自分たちを捨てた養父と対峙するシーンでは、
養母のことを深く理解していたのが分かる。
最終話でベスが溜まってた感情を吐き出すシーンは一緒に涙した。
ジョリーンとのドライなシスターフッドが最高に良い。
そしてシャイベルさんも………！
ずっとベスを見守ってくれていてありがとう………！
そしてラスト、なにこの君たちの友情！！！ゴリゴリの少年漫画じゃん！！！！！！！🤣🤣🤣✨
