すごく楽しみで楽しかった反面、ちょっと危惧してたことが当たっちゃった感じです。
三谷幸喜氏のシットコムといえば『HR』。あれはもう伝説的に面白くて、1回しか見てないのに覚えてるシーンのなんと多いことか。未見の方はレンタル等で是非ご覧ください。
で、本作。冒頭の危惧が何かというと、「か、香取くんキm…」ということでした(すみません)。こういう不思議キャラでコメディをやるにはちょっと歳を重ねすぎてる。じゃあ誰なら良かったのかと訊かれると困っちゃうんだけど。特に1・2話は私の苦手な顔芸系(Mr.ビーン的な)だったので、正直脱落しかけました。
あとシットコムという割には、ちょっと場所移動(外のシーン?)が多くてやや勢いに欠けてたかも。客席が一体となって渦のような熱気を作り出してたHRと比べるとやっぱり…シットコムであることは皆知ってるんだから、それを活かしたもっとライブ感のあるカメラワークでも良かったのでは。
全体を通してだと3・4話が面白かったかな(指のサイズの計り方w)。しかし最終話の小池栄子は最高です。やっぱ華あるわ。