aya

Womanのayaのネタバレレビュー・内容・結末

Woman(2013年製作のドラマ)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

向き合おうとしてもどうしても受け入れられない、そんな親を許せない感情、でも頼らなければ子どもが生きてゆけなくなる。ひとりの女の子のちょっとした悪戯からはじまり、誰も悪意がないのに取り返しのつかない結果になってしまったり、なんでそんな矢先になんの罪もない人がそれ以上の重荷を背負って生きなければならないのだろうという理不尽。1人で育てていけると最初は言っていたけど、自分の現実を受け入れて一番向き合いたくないものに向き合い直す姿はみていて心が打たれた。
一面を切り取って誰かを恨みたい。だけど、相手の事情を知るほどそこに理解が深まるほど、ただ恨むということもできなくて、誰かのせいにでかきないというのはよっぽどつらい。

鈴木理央も含めて演技が迫真で、あと全体的な空気感はanoneにも通ずるところがあって、大好き。「遠き山に日は落ちて」を聴くとこのドラマをおもいだす。
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