水野リョウヤ

呪怨:呪いの家の水野リョウヤのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
4.5
まず、オリジナル版の作風も踏襲しつつ、今や『呪怨』のアイコンとして散々擦られまくっている伽椰子や俊雄は登場させないというのが挑戦的で素晴らしい。
従来の『呪怨』シリーズというよりは設定的にも質感的にもかなり『残穢』に近い作り。

当時実際に起こった凄惨な出来事や未解決事件がモチーフになっているから妙に現実味があって、あの感触が心霊ドキュメンタリー好きには堪らなかった。
3時間(30分×6話)あるのに気付けば全話一気に観終えてしまうほどテンポも良かったけど、結構カロリーを消費するから良い意味でしばらくもう観たくないな。

あと聖美役の里々佳さんがマジでタイプすぎる。『リング2』の中谷美紀くらい美しい。

“ジャパニーズホラー”というものを再定義するほどの大傑作でした。
水野リョウヤ

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