このレビューはネタバレを含みます
うごあー!面白かった!!
まだまだ妻が怒ってるのを見て喜んでる変態夫を見ていたい…。笑
小桃と石頭のスピンオフとか…。あと10話くらい行けたんじゃ…。
最初は人物相関図が複雑というか、少年時代の長伯とテイヨウが似てて見分けつかなかったりしたんだけど、BSからチャンネル銀河で2周目をみていると、わかっているぶん最初から仕込まれてた色々長年の思いがまわって胸が詰まりました。母の遺した膝当てとか。
我が子を側妻に殺されたお祖母様が、盛絋を養子にして、母を亡くした明蘭を育てて…最終回の血のつながらない家族の団欒には涙が出た。
オースティン「高慢と偏見」からモーパッサン「女の一生」、フローベール「ボヴァリー夫人」を思わせるような、家父長制と女の不幸がキッチリ描かれていて、なかなかテイヨウみたいな男性はいないし、現実はドラマのようにうまくはいかないけれども、手に入ったものでパッチワークをしながら、満点は取れなくとも及第点取れるように、日常を生きること。というようなことを考えた。
面白かった。満足。