うーとたー

花様年華-人生が花になる瞬間のうーとたーのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな人になりたいなって思いながら、最後まで裏切られることなく観られました。
若い時の二人はまっすぐでかわいくて、見ていて恥ずかしくなるぐらい。
そのまっすぐな気持ちを引き継ぎ、加えて強さを身につけた大人の二人もとても素敵でした。
ここで言ってほしい!と思う、台詞がドンピシャで言ってくれるが何度もあり、一方で、自分だったらしてしまいそうな言動をせず、芯がぶれない二人はすごいって思いながらも観れました。
二人を繋いでいる言葉も素敵すぎて、強すぎて、とにかく感動しました。
ただ、別れると分かって見る若かった頃の二人を観るのはちょっと辛く感じる時があり、途中、ちょっと我慢を要しました。
また、中盤までは、二人を邪魔する人たちが酷すぎて、ドラマなのに「酷すぎる!」って声に出してしまったけど、その人たちの心の変化とその後も描いてくれてすっきり。
二人の葛藤や信念もしっかり伝わってきてすっきり。
妻がいて、子どもがいて…といった問題をどう整理していくのか気になりながら観ていましたが、なんやかんやでこれでよかったと思える終わり方ですっきり。
最後のシーンで、並んだ若い二人と中年の二人の身長差が気になったけど、そんなの関係ない!と感じてしまうぐらい素敵な話でした。
ドラマそのものとは関係ないですが、ジスの方は別れているのに、恋人ができたからと親権を取られるというのはよく理解できませんでした。韓国はそうなんですかね?新しい人を見つけるのが何が悪いのかな?
とにもかくにも観終わってまだ余韻が残っています。二人のその後の様子ををちらと見てみたいと思う、素敵な作品でした。
うーとたー

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