人気童話作家のムニョンは、愛を知らずに育ち、わがままで攻撃的な性格。ある日、ムニョンは精神病棟で保護士として働くガンテと出会い、急速に彼に惹かれてしまう。一方ガンテは、自閉症の兄・サンテと2人、重い過去を背負いながら慎ましく暮らしていた。
想像していた以上に面白かった。邦題のせい?なのかわからないけど、タイトルだけ見て恋愛要素が強めのものかと思っていたら、想定外にサスペンス感が強くてそれが逆にすごく良かった。
とにかく主役3人が素晴らしい。もちろんガンテとムニョンの恋愛はあるけど、恋というより愛と言ったほうが正しい気がするし、男女間の愛だけではなくムニョンを含めた3人の家族愛にジーンとする。
身近に自閉症の方がいないので実際にはどんな感じなのかはわからないけど、オ・ジョンセが演じるサンテは全く違和感がなかった。個人的に印象に残ったシーンはサンテが関わっているシーンが多く、それだけ演技がすごいということなのだと思う。
ソ・イェジは最初に見たときからとにかく美人!ウエスト細い!
性格に難ありなムニョンも、ストーリーが進むにつれて可愛らしさが見えてきたし、低めの声も魅力的だった。劇中はそこまで笑顔が多くないけど、最終回のエンディングで流れるNG集では、くしゃっと笑う姿が見れて、それがまた可愛くてすごく良かった。
キム・スヒョンをちゃんと見たのは今作が初めて。とにかくかっこかわいい!
愛の不時着に出ていたという情報を得て、え?どこで?と思ったくらい全く気付けなかった。役によってこんなにも印象が変わるとは!他の作品も見てみたくなった。