長安二十四時の1の情報・感想・評価

エピソード01
第1話
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tanzi

tanzi

初めて観たのはもう何年も前。 初見時は始まってすぐ「これはメモせんとあかんヤツや」と思って、すぐにポーズ押して新しいメモ帳をおろしたのを覚えてる。それくらい「絶対に振り落とされずについてゆきたい!」と思わせた。 この1話はとにかく情報量が桁違いに多い。 今思えば、別にふんわり受け取っててもザックリ理解で主人公を応援するだけでも楽しめるように作ってあることに驚く。 (もちろん時代背景や靖安司の特徴が理解できた方が楽しみは広がるんだけど) 天保3年、長安の羅城門で上元節、西市を開く宣言からオープニング。作り込まれた街並み、多種雑多な人々の歓声。 このドラマにはオープニングテーマがない。そこも個性のひとつで、そんなところにも「既存のドラマとは一線を画するのだ」という強い意志を感じる。 やがて汚いナリの死刑囚が連れてこられたのは靖安司。まるで本家『24』のCTUさながら。 まるでAIみたいな大案牘術、300歩ごとに設置した望楼の伝達ガジェットのアナログさがたまらないし、なんといっても唐突に挟み込まれる司天台報時博士 龐靈の時を告げる美声がよい。 そして崔器が率いる旅賁軍が踏み込んだ狼衛の拠点でのアクション。 もともとアクション映画、特にアジアのアクション映画大好き人間の自分は中華系でもドラマのアクションは薄目でやり過ごすことが結構ある。 正直どこがどうと言い出したらキリがないし、そもそも時間と予算に制約のあるドラマだと仕方ないよね、と“それはそれ“と割り切ることが長年触れてきて楽しめるコツだと考えてる。 が、この第1話の擬似ワンカットのアクションシーンを見た途端、おおこれは!と思わず正座しそうになった。 これはアクションも本気やーん! そして、李白の詩に曲をつけたエンディンテーマね。 ちょっと、今まで観てきたドラマとは別次元すぎるぞ、と手を叩いてしまった第1話。 評判いいのは知ってましたが、ここまでとは思わなかった。 すっかりハートを鷲掴みされました。
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める

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噂には聞いていたけど再現度ヤバくない?どこまでが本物?街1つ作ってる??? これまで観てきた中国時代劇と比べてセットも衣装も全体的に渋くて控えめなかんじ。唐の時代にタイムスリップしているようなリアル感がある。 村松崇継さんや黒澤明監督の娘さんの黒澤和子さんが参加している作品とのこと。 人物が多いけど、相関図を見つつ観ようと思う。
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