長安二十四時の21の情報・感想・評価

エピソード21
第21話
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tanzi

tanzi

波斯はペルシアのこと。 景教(波斯教)とは中国に伝来したネストリウス派キリスト教で、前回台詞に出てきた“大秦“とはローマ帝国。 唐代長安には国際都市らしく文化とともに西域経由で様々な宗教が伝播し、特に冒頭懐遠坊で登場した祆教(ゾロアスター教)や明教(マニ教)とこの景教は「三夷教」と呼ばれるほどだった。 いずれも唐朝18代皇帝武宗によって仏教と共に弾圧を受けて中国史の表舞台からは姿を消したけど、マニ教は形を変えて秘密結社として残り、明の初代皇帝朱元璋との関わりも含めて、のちの歴史に登場する白蓮教や清朝末期の義和団などは源流をマニ教にさかのぼる。 これらは歴史や武侠小説をはじめドラマ映画でも出てくることがあるので自分にも馴染みがある。 景寺執事イスは当初の不気味さとは打って変わり、宣教師のローブフードを取ると愛嬌ある男。 そして身体も身軽だ。 彼の刺客を追うパルクールがいかにも現代パルクールしすぎてて、ちょっと笑った。カッコええんやけどさ。 この後の活躍に期待したい。
める

める

アラジンの冒頭の追いかけっこガチバージョンみたいで面白かった!! しかも、イスさんのフィジカル意外と良い!?😂 右刹だと思われる人が魚腸にあっさり殺された。 右相派の人が狼衛を殲滅させるために靖安司を作った何執正が右刹と繋がりがあるって言ってたよね。誰が悪人か分からなくなってきたんだが…。でも、何執正の弟子も悪人だったもんな。 守捉郎とか言うまた何か新しい名前が出てきた😣 本当の敵は狼衛でもなく右刹でもなく暗殺集団守捉郎の束ね役の火師ってことか…?
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