長安二十四時の24の情報・感想・評価

小敬は右刹を殺害した刺客から得た情報をもとに守捉郎を訪ねるも、その火師は第八団で帰還できた戦友のひとり丁老三である事がわかる。 220人中たった9人の生き残り。 その彼らは報われる事もなく、むしろ過酷なその後をなお生き延びなくてはならないのだった。 一方で行方不明の李必から右相が捜査を引き継ぐ勅命が出る。 子飼いの吉温は張小敬が狼衛の黒幕というシナリオで一時以内の事件解決を図る。 互いを知り尽くした戦友小敬のために命を落とした老三。 まるで苦役さながらの残りの人生を終えた彼の最期だった。