くるみ

35歳の少女のくるみのレビュー・感想・評価

35歳の少女(2020年製作のドラマ)
4.0
大好きな柴咲コウの久々の主演ドラマ。
さすがの演技力。
喋り方や泣き方、はしゃぎ方…本当に10歳の少女のようでした。

実年齢が39歳の柴咲コウが35歳を演じるのに対し、同級生を29歳の坂口健太郎、30歳の妹を24歳の橋本愛が演じていて、その年齢差が最初はすごく気になっていましたが、「ああ、やはりきちんと考えられた配役なんだな」と納得できる熱演と役どころでした。
鈴木保奈美の怪演も必見です!

わりと暗いテンポが続き、毎回泣かされ、どんな結末を迎えるのかとハラハラしていましたが、とても素敵なエンディングでした。
上手く行きすぎ感は否めないけど、ドラマなんだからアリなのではないでしょうか。
最後にマナちゃんが描いた家族の絵、まさかそこでそうくるとは!!

児童文学の名作「モモ」が物語の重要なアイテムになっているので、知らなくてもわかるけど、読んでいたらより楽しめると思います。
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