セバーグ顧客19号

カムカムエヴリバディのセバーグ顧客19号のネタバレレビュー・内容・結末

カムカムエヴリバディ(2021年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

(日向の道を歩こう)
総集編、そしてnote の安達もじり監督文章を読んだら素晴らし過ぎて放心状態。なんというドラマやったんやろね、ホンマ隅々まで愛おしい作品。
何度も言うよ、スンバラシイ、愛おし過ぎる作品、カムカムエブリィバディ。

(4月11日にあらためて全てを通しての感想)
個別に私よりも素敵すぎるレビューが一杯あるので私はこのお話が出来た、と思われる想像で。。。

2005年頃アメリカに留学中のひなたが、午後のお茶を安子と楽しみながら少しずつ 少しずつおばあちゃんの昔話を聴いてそれを書き留める。
帰国してからも母るいに自分の生まれた時、母がどんな少女時代だったのかを聞いて調べて日記に書いていたんだろうな。
その覚書が2023年に依頼された英会話番組のテキストに繋がり、私達を楽しませたこのドラマになった。
こんな想像が出来るくらい深く深く愛せたドラマを私はまだ観たことが無かったよ。。
全ての出演者、美術照明記録衣装音楽含めたスタッフみんな、そして監督達、何よりも脚本藤本有紀氏に最大限の感謝をしたい。

(4月6日7日)
もうね、言葉無いから最終回にね、まとめて感想を。
(4月5日)
毎日毎日色々ぶっ込んでくれるわ。るいの目の演技をホメてた人も居たけど、周りも皆んな一つに向かう姿がスンバラシイ。言葉が出ない物をみせられてるな。

(4月4日今週で最後)
いやはや、いつもより短い期間のドラマにこんだけ熱く語れるとは。
当然最終週演出、安達もじり監督。
月曜日だけでどんだけ泣かせるねん!と思わせるくらいのお話。
あと4回。濃密な60分になりそうです😂


(3月19日の振り返りを観て)
神様はそれぞれ違うけどきっと居たんやなぁ。るいとひなた、会いたかった人や思いがけない人に夢かもしれない場所で言葉を交わす、これぞドラマ!こうでなくっちゃ!とじわじわ来ながら3回リピート😅

平川氏が、北米向け玉音放送の英語ナレーションをした事実に驚き、このドラマを創ろうと決心した理由でもあったんだろうなぁ。

(3月9日照明の力)
五十嵐と虚無蔵の道場での暗さ、つまり暗闇。
控え室でのジョーと五十嵐、逆光混じりで五十嵐の表情はまだ暗い。
るいとひなたの部屋、明るくなってきてるけど背中越しのひなたの表情は曇り気味、
最後の風鈴に向かってエイ、と切りつけた後の表情がたまらなく良かった。明日は明日、ひなたと五十嵐、どうなったとしても応援したくなるよなぁ。日向の道を歩き続けてね。

(2月21日開始週は楽しい)
言わずもがなの安達もじり監督、何で前週にイヤなタイプやったひなたが今週はこんなに可愛らしいのか?五十嵐もええヤツになってるし😀 
来週もスンバラシイことになりそう。
(2月16日の発見)
松重豊さん、きっと福本清三さんのキャラなのかな?
大部屋のレジェンドといえば、と言う繋がりで。
大部屋経験もある土平ドンペイ氏が監督役で出ていて嬉しくなった。

(1月24日からの覚え書き)
今週監督は安達もじり氏。昨夏「心の傷を癒やすと言うこと 劇場版」上映後トークショーでサインして貰った😄
無音でのシーン、影の使い方など敬愛する川島雄三監督を目指しての挑戦なんだろうなぁ、これだけ試してこちらに語りかけてくれる演者、演出とも最高の週(毎週言うてますが😅)になりそう。
言わずもがなの深津絵里、決心した瞳がスンバラシイ。

(今日の発見)
テレビで堀江謙一ヨット横断成功ニュースを読んでいたのはNHKアナウンサーでは無く、元サンテレビアナウンサーの谷口英明氏だった。ええ声でした。

(本日のベストシーン)
るいと片桐さんのクリーニング屋店頭でのやり取り。
るいは悲しみを見せず、でも片桐さんをしっかりみながら「ありがとうございました」。
片桐さんはるいをみながらマバタキ3回。
最初は想いを確認、2度目に諦め、3度目で別離を告げたようだった、、
二人の台詞は最小限だったけど心が熱くなったなぁ。
その後のるいの背中が辛かったけど、ふり返って竹村夫妻にジャズ喫茶の注文を伝える目で救われた😭
もう名作の予感が確信になりました。