なお

カムカムエヴリバディのなおのレビュー・感想・評価

カムカムエヴリバディ(2021年製作のドラマ)
4.2
安子の時代は、戦争もあってやっぱりどこか辛いと思う部分が多かった。けど、終わって振り返ってみれば、このドラマの中で心にぐっと来るシーンが一番多い時代だった。自分は生きたことがない時代だけど、こういった歴史の上に今が成り立ってるんだなあと思うと、他人事には感じられなかったのが大きいかも。

るいに関しては、まず深津絵里がすごい!きれい!若い!まさか18歳を素で演じられるとは…?(たぶん見てた人全員そう思ったのでは)
雉真家を出たあと、るいを支えてくれる周りの人たちが温かくて温かくて、特に個人的お気に入りはクリーニング屋のおっちゃんとおばちゃん。

ひなたははじめから英語好きでないところがむしろ良かった。トントン拍子に親子3代英語好きじゃ、やっぱり違和感あるしね。ひなた時代くらいから結構ポップな空気感が増えてきた印象。ラストに向けて、過去とのつながりがどんどんできていったり、怒涛の伏線回収?がすごかった。

総じて、楽しんで見れた。主役が3人の朝ドラはかつて見たことがなかったけど、長い朝ドラ期間、これくらい人も時代も変わったほうがむしろ飽きずに見れるのかもと思った。
なお

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