私がいちばん綺麗だった時のヴァジムのネタバレレビュー・内容・結末

前半はのどかな楊平で、イェジはジンと結婚して、ジンの父のもとで陶芸の修行を積みながら生活という明るいストーリーだったんだけど、中盤辺りでジンがアメリカで行方不明になって以降が話が重過ぎて視聴が辛かった。登場人物が皆言い争いをしていて、なかでもイェジが割とすぐに癇癪を起こしていて、本当に視聴が進まない回もあった。
登場人物がみんな、辛い事情を持っていて、そういう言動を取っても仕方ないよなーと思うこともあったけど、共感できない部分もあった。
①ファンはいくらイェジが好きでも、イェジがジンと結婚したのだから、その時に諦める方が良かったと思う。
②ジンはプライドを捨ててもっと周りに頼ってよかったのに。また、イェジとの別れの挨拶の際の泣き崩れる様子を見ると、ジンに肩入れしてしまった。もっと早くプライドを捨てて韓国に帰り、もっと家族を信頼しておけばよかったのにと思ってしまった。
物語の唯一の救いは、イェジと母の和解。それが無かったら、イェジは気持ちが崩壊してしまったかもしれない。
結末は、イェジとファンはお互いに気持ちが伝えられたし、ジンも自身の精神的成長を感じられたという点では、まあまあ良い形にはなったのかなと思う。
楊平の景色やOSTは綺麗で、頭に残るものばかりだった。
でも、視聴は結構辛いと何度も感じた。