久々に観たけどやっぱいいなぁ。大きなハプニングは起きないんだけど、絵師・若冲の秘めた熱い想いが開花していく様子が、時代を共にしたライバルとの交流も交えて描かれている。禅師・大典さんとの人生を変える出会いと関係性の発展も、激アツではあるが、二人とも大人だから穏やかめだし…
「視ること、それはもうなにかなのだ。自分の魂の一部分或ひは全部がそれに乗り移ることなのだ」(梶井基次郎『ある心の風景』) って文章をふと思い出したけど、目の前の対象をじっと見つめることから森羅万象に通じる、神気が視えるまで観察し、描くことを続けた姿勢がまさに天才だな〜 絵を描きたくなった。円山応挙がギャグキャラ
