邦題「ゾンビ探偵」で配信されてます。
30分×24話で気楽に見られる作品。途中から面白くなってくるんですが、序盤がだるいので、そこで脱落する人もいるかと。
基本はコメディで、ゾンビ兼探偵のチェ・ジニョクが最高。かなり笑いました。「ゾンビが怖いのはマ・ドンソク」みたいな台詞も多くて楽しめます。ゾンビがヒューマニストで、彼を手伝う放送作家にパク・ジュヒョン、向かいのビルの探偵社のテ・ハンホとイ・ジュンオク、パク・ジュヒョンの姉のヤクルトおばさん（でいいのかな？）がファン・ボラ、その夫の売れないゾンビ映画監督がアン・セハと、面子もいいです。
準主役枠にパク・ジュヒョンの幼馴染の刑事クォン・ファウンがいるんですが、印象が薄かったし、ストーリーとの絡みがイマイチだった。
何がどうなるか分からないまま、ゲラゲラ笑いながら見てましたが、ヒューマニストのゾンビが言う「人間の方が恐ろしいことをしてるじゃないか」というセリフが良かったです。
ゾンビ視点の作品なので、こういうセリフがあるんですが、説教くさくなっていないのは、チェ・ジニョクのキャラクターがよく練られていたからだと思う。長身イケメン、バキバキの筋肉、いい声なのに気弱なゾンビという設定が活きてました。
気になったというか、引っかかったのがパク・ジュヒョン。先日見終わった「時速493キロの恋」もそうだったんですが、気の強い感じでグイグイくる感じがちょっとしんどい。このドラマではお節介、という設定だったのだけど、見ている方が置いていかれる感じがする。
「人間レッスン」でも気の強い感じだったけど、違和感はなかったので、演技の問題なのか、脚本の問題なのか…。
感想を書いておられる方の情報で、ゾンビのダンスシーンは元はheartbeatだったと知り、検索して見ました。このバージョンでドラマを見たかったなー。
