アニャ主演の世界的大ヒットドラマと言う事で鑑賞。
チェスの天才少女の人生を描いた連続ドラマだが、これは本当に大当たり。
アニャ演じる主人公のベスは母親の苦しむ姿を見て育ち、挙句の果てに心中に巻き込まれる。
行き着く先は薬を強制的に飲まされる施設な訳だが、そこで出会ったのはチェス…
見所が多過ぎるのだが、まず番人受けする点としてはチェスが分からない人にもチェスシーンの良さが伝わる演出。
彼女の生き様とチェスが見事にリンクして描かれているところが良い。
天才の苦しみと言うのは凡人には理解し難いテーマだが、とても感情移入しやすい作りになっていた。
後は素晴らしい1960年代の衣装と舞台。
そして最後のチェスシーンだけはしっかりとチェスを映す。
以前少しチェスにハマっていた時期があったら理解出来たが、是非最後の場面だけはチェスのルールを知って鑑賞するのがおすすめ。
見事に本作のテーマがそこに落とし込まれといた。
あと外せないのはアニャ。
本作のアニャは本当にハマっていた。