モリリン太郎

クイーンズ・ギャンビットのモリリン太郎のネタバレレビュー・内容・結末

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベスの心の変化の描写が良い。何にも興味がなかった少女がチェスに興味を持ち、勝つ喜びを知っていく。初めて出たチェス大会で男女差別を目の受け、女だからすごいんじゃ無くてベスが1番強いのだと証明していく姿に勇気づけられる。何に対しても感情を露わにしなかったベスが、チェスを教えてくれた用務員が死んだときにだけ泣きじゃくる姿に成長を感じた。彼女の全てだったチェスを教えてくれて、誰かと闘うことを、勝つことを教えてくれて、ベスをチェスプレイヤーとして初めて認めてくれた彼をきちんと愛していた。物事への執着はもちろん、服に興味を持つことも成長の描写の一つなのかな。レトロで華やかな可愛い服達がまた地味な男達の服装と区別化されていて美しかった。
冒頭に母の縫ってくれた刺繍を孤児院で捨てられるシーンが切ない。捨てられる前に刺繍を指でなぞる仕草に胸が締め付けられた。

よかった。ベスが幸せそうで嬉しいエンドだった。続きあるなら是非観たい。