Solo1968

クイーンズ・ギャンビットのSolo1968のレビュー・感想・評価

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
3.5
最近?何かと存在感が気になる主演のアニャさん。あれにも出てた、あ、これにも出てたな、と。そりゃ当然だ。現代の若手のトップクラスの女優さんですから。
特徴的な顔の作り、ビョークに似ててとっても印象の残るビジュアルは単なる表面的な魅力の一つで、やはりこの若さなのに

てな訳で、Netflixでいつもトップ画面にオススメとして出てきていた本作を鑑賞。

⭐️将棋はもとよりチェスの知識がゼロの自分でも チェスという奥深く品のあるゲームを主軸とした作品でものめり込めたのは、シナリオが抜群という証。
第一話を見終えてネットでチェス入門を検索して始めたい!とすら思える衝動に駆られたが、やはりかなり奥が深く簡単に楽しめるものでも無さそうで妥協した。
○時代背景と音楽が抜群で、最後までその画像の色合いの美しさに
酔いしれられた。
○主人公を取り巻く様々な人物達が、自然なキャラクター設定で、サイコ野郎も居なければ、極悪な卑怯者や騙すワルなども結果出てこないのに、ドラマとして充分過ぎるほど楽しい。
○チェスの知識は無くとも ちょっとググれば分かる程度のチェスの専門用語がそれぞれの回のタイトルとなっていて、←確か?そうだったはず、。これまた粋で美しい。
○とりわけ、最終話のテンポや展開とエンディングは一本の映画を見終えたような満足感と後味。
そこに来て、本ドラマのタイトルであるクイーンズギャンビットというチェスの戦法の意味と主人公の人生をかけた、これまた粋で洒落た作品テーマがぐっと沁みてくる。
○たまたま自分がこういった古い時代の様々なものが好きなのもあるが、建物乗り物衣装メイク小物など、どれをとってもため息が出るような美しさもやはりとても重要な要素
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