ぱーでんねん

青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―のぱーでんねんのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

藤原竜也主演
1話
企画として攻めたもので、放送前から楽しみにしてた作品。しかも、本作がカンテレ制作ってところが面白い。
生徒役には、BGでキムタクの息子役やってた子や恋する母たちで仲里依紗の息子役やってた子が出てた。
2話
「やめたかったら教師なんてやめればいい。そして、こんな生きづらい社会を子供たちに受け継げばいい。」
お腹に赤ちゃんをかかえながら働く妊婦

3話
1話から不穏な空気を醸し出していた佐々木に今話でフォーカス。でも、意外とあっさり終了。もしかしたら、もう一回出てくる?そうじゃなかったら、このドラマ5話とかで終わる?
嶋田が犯人逮捕の時に、毎度生徒に社会の厳しさを突きつける。見ていて痛快だけど、これを見てるティーン層はどう思うんだろう。関テレとして若い世代に見てもらいたいという狙いがあるはずなのに、矛盾するような…。
回を追うにつれ、真木よう子演じる浅村がどんどん嶋田に振り回されていく。なんというか、真木よう子らしくないというか。

4話
全体的に内容が重すぎる。もっとポップな部分がないと見てて疲れる。あと、具体的なメッセージ性があまり見えない。
「きもんだよ、おばさん」

5話
「肌の色なんて関係ないよ。あ、でも昨日美白化粧水買ったわ」こんな冗談言える女子中学生いるわけ。
「外国人ってだけで違った目で見られたりする、特に子供の頃は。それで非行に走ちゃうんでしょうね」「馬鹿か。いじめられても真面目に生きてる奴もいる。道踏み外したやつに同情なんかしてんじゃねぇ。同情も差別と一緒だ」嶋田のこの発言は驚いた。
「いじめなんて言葉を使ってたんじゃ無くならない。いじめは暴行、傷害、恐喝、いじめは犯罪者だ」
山田くんがコメディ感を作ってるけど、やっぱり重すぎる。あと、メッセージ性が強すぎてしんどい。

9話
毒親について。子のためを思ってした行動も裏目に出ることが多い。すごく考えさせられる内容。

最終話
若者に焦点を当てた作品が多い中、本作も学園モノ。だけど、内容は激重。
最後のまとめも、なんか複雑で分かりにくかった。残念。