―おれたちが、NotFoundだぁ!―ドヤッ(キリッ
―おれがケリをつけぇる――ドヤアアアアアァ(キリッ
【あらすじ】
心霊マスターテープのシーズン1を撮り終えたディレクター達。そこで岩澤の部屋の片隅にあったVHS-Cとフィルムを見つけた寺内と井川は、興味を引かれ映像を見始める。
そこには、謎の念写の実験と、悲鳴を上げる男の古い映像が納められていた。映像の出所等や詳細を調べるために、シーズン1のドラマで行った調査を実際にやろうと、寺内たちは再び心霊ディレクターらに召集をかける―――
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心霊映像ファンの心をがっちり掴んだ人気シリーズ「心霊マスターテープ」のシーズン2。
アマプラでついに見れるようになっていた!!
シーズン1で事故に巻き込まれたり命を落としたスタッフたちも、「※フィクションです」を盾に見事復活。
岩澤さん、寺内さん、井川さんはもちろん、ノッファンの古河さん・杉本さん、パンデミックの徳丸さん・金井さんらも登場。チョイ役だけど菊池さん・松川さんの登場も嬉しい。
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シーズン1からさらに幅を広げ、心霊YouTuberも何組かが登場、チャンネルの宣伝にもなりますね。今回の事件は世間をも騒がせたという表現としてとても面白かった。
序盤のエピソード早々に岩澤と古河が対立してしまうが、心霊ディレクターとしてのプライド、意地のぶつかりあいと、後半の二人の掛け合いは本当に映画をみているような良いシーンだった。シーズン1もそうだったけど、徳丸さんは無謀に潜入してくれる係を担っていて良いなあ。
今回のテーマは「念写」、超能力を扱う話であり、心霊要素はうすめ。見ている方はあんまりエネルギーを使わずに一気見ができたので、これはポイント高め。
怪奇現象はもちろん起こるし、“コワすぎ”(なぜか作品内ではヤバすぎ!という別の映像作品)の、心霊に対して物理で解決するディレクターの登場で、シーズン1とはひと味違った毛色のシーズンとなった。
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後半に登場する謎の女“ヨネ”は、演技力高めな女優さんだったようで、ドラマなら馴染むんだけどモキュメンタリーのなかでは微妙に浮いていた…
話口調がとてもセリフっぽい。。笑
対する古河ディレクター、普通にしゃべってる時は良いんだけど、ここぞ!ってときにふにゃふにゃセリフを声にし始めてなんか可愛かった。(褒めてない
最後のオチのつけかたもモキュメンタリーではなくちゃんと映画を見ているようで、謎はいくつか残るものの、きれいにまとまっていた。