不慣れな英語字幕で観たので完全に理解できてるかは怪しいですが、自立と正義をテーマに据えた主人公マノンのストーリーで、このシーズンから一気に面白くなっていきます。
策略や駆け引きを通して惹かれあうなんだかんだ似た者同士なシャルルとのロマンスも見処ですが、後にシャルルを越える逸材に追い詰められるマノンの描写が本当にキツい。ぶっちゃけこんなの何度も見たくないので、個人的に他のスカムシリーズに手を出しづらい最大の理由でもあります。
なお、前シーズンの主人公エマは生き生きし始めるんですけど、ゴシップ好きで興奮すると暴走気味、酒癖の悪さも露呈し始めてちょっと好きになれないキャラクターになってしまいます。ノルウェー版(リメイク元)ではそこまで嫌悪感を感じないので、おそらく役者の演技力と演出のせいでしょうか。
もちろんこのシーズンにも後のシーズンへの伏線があり、ローカライズされていないことが非常に悔やまれます。
