ある時から、テレビドラマ独特の"大衆ウケ感"が苦手になってしまい、気づいたらテレビすら見なくなってしまったこの頃、久しぶりに心から満足できるドラマを観れました。
これも大衆ウケといえばそうなんだろうけど…綺麗事だけでなくて、
観た人にメッセージを与えてくれる、
自分事にしてくれる、
そんな作品。
ここまで感動できたのなんでやろ…
晴道と也英の人間味溢れる凸凹したキャラクター、3つの時間軸を綺麗に表現してくれる脚本構成、
素人目線で申し訳ないが也英の目線や詩と綴の対比を意識したカメラ、役者のみなさん(特に晴道&也英の学生時代役のお2人！ブラボーでした！)、あとBGMのセンス…(old pine永遠に聞けるんだが)
とにかくすべて自分に刺さりました。
不自然に湧き出てくる胸糞キャラクターで少しだけ減点します、いや確かに居るのかもしれんけどああいうストーリー引き立てのための作り物っぽいキャラはやっぱり好めんです。
それでもNetflixのブランド力を上げるのに十分相応しい作品やと思います。
テレビが昔と比べて〜とか野暮なことを言う気はないけど、サブスク配信でこんなクオリティのドラマがあると時代が変わっていくんじゃないかと…
（フィルマークスの2022年国内ドラマランキングでもトップ10のうち3つがサブスク配信…来年はいくつになるでしょうか…）
