じぇんぬ

バスケット・ケースのじぇんぬのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
3.4
バスケットケースは付属物であって、キャラクターの名前ではありません(笑)

あえて悪魔的、怪物的に描かれるヴィジュアルとは裏腹にストーリーは至ってシンプルだった。

【あらすじ】
シャム双生児の片割れはほとんど肉片と化したが、まだ自我は残っていた。

そんな兄弟が都会で探しているものとは...?

障がい者の"性"がやっとスポットライトが当たるようになり、考え物だなと。

コミカルに描いてるつもりなんやが、一個人としては彼らの"尊厳"をどう咀嚼していけばいいのか悩むよ。

一方の弟は人間の形をしているだけで、
片割れ兄となんら知能指数や考えは変わらないんだよな〜

2.3とシリーズを重ねると、如何にもなゲテモノモンスター映画に変わっていくようだけど、本作はシリアスに捉えられるシーンも多いよね。

とはいえ映像技術には笑っちまうよww

NHKのクレイアニメみたいな撮影方法と、逆再生を利用した効果🎥

まあこれはこれで味があっていいのかもしれん(笑)

何はともあれ、シャム双生児のヴィジュアル造形は結構好きだったし、アイコン化される意味もわかった👋

続編はサブスクに来たらみます。
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