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ゴースト/ニューヨークの幻のtheocatsのレビュー・感想・評価

2.8
いわば「アメリカ版・霊界の勧善懲悪ドラマ」

見たような見ていないような‥記憶があやふやながら、見ていたとしてもどうせ忘れているだろうからいいや、と見始めたら確実に未視聴映画だったので一安心。

結論から言えば演出や特殊撮影の点では33年前の時の隔たりを感じざるを得なかった。
シナリオは伏線回収などそつなく配置されそこそこ。
とはいえ、知的感情的メーターはほとんど振れることなく感心も感動もなかったので、充実していたとは言えない。

一つだけ面白いと思ったのが、物体を素通りできるゴーストが、物体に触ろうとするならば、「腹に力を入れ集中すること」という場面。おそらく丹田なのだろうが、ゴーストとなっても丹田(たぶん第3チャクラ)の機能は生きているというのは興味深い示唆だった。
生きている我々こそ「丹田に力を入れ集中して」生きていく必要がある。と気付かせてくれたことには感謝しないとね。笑
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