廣木隆一監督、湊かなえ原作、戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じて映画化。ワーナー・ブラザース映画配給。
女子高生が自宅の庭で首を吊って死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間、同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく・・・。
【キャスト】
戸田恵梨香:ルミ子
永野芽郁:清佳
三浦誠己:ルミ子の夫
中村ゆり:ルミ子の親友
山下リオ:ルミ子の義妹
高畑淳子:ルミ子の義母
大地真央:ルミ子の実母
吹越満:神父
高橋侃:中谷亨
落合実結子:清佳(幼少時)
湊かなえ原作で避けていましたが、永野芽郁目当てでNetflixにてようやく鑑賞。
2人の目線で描いており微妙に違っているのが面白いです。
永野芽郁が高校生、学校の先生と年齢の違う2つの演技をはっきりと使い分け良かったです。演技力つけていますね。
戸田恵梨香の演じるルミ子はお嬢さん育ちでしかもマザコンですから三浦誠己との夫婦仲は上手くいきそうにないです。納得します。清佳がキティーの刺繍を大地真央に頼んだ時の、弁当を床に叩きつける時は怖いです。火事のシーンは究極の選択を迫られますが、果たしてどうしますか。戸田恵梨香にとっては難しい選択で、大地真央が取った行動は頷けます。
高畑淳子はとにかく笑わせてくれます。これだけ嫌がらせしても何か憎めないんですよね。
大地真央は上品で老いを知らずいつも変わらないのが凄いです。高畑淳子と大地真央あまり年齢変わらないと聞いて驚きます。大地真央はいったいどうなっているんですかね。
三浦誠己はどれだけ映画に出演しているんでしょうか。チョイ役は見逃していますのではっきりと把握しきれないですね。
中村ゆりは美人ですが薄幸な役柄がハマります。今作では美味しい料理を作ってくれます。三浦誠己と同じ気持ちになります。
永野芽郁が学校の同僚と行った居酒屋に義妹がいて安心しました。永野芽郁は、てっきり脈ありかと思いきや結婚してるんかいと言ってしまいました。
さとうほなみがチョイ役で出演してましたよね。
吹越満はかなり地味ですが、何かありそうで何もなく傷跡を残してくれました。