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つーか祈りのあと8%、ちょう指向性の銃
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『つーか祈りのあと8%、ちょう指向性の銃』に投稿された感想・評価

本作は岡本昌也監督による、インターネットで自撮り映像を公募して制作する実験的ドキュメンタリーなのだが、上映時間25分の映像から伝わってくるのは、今の日本の若者の空気感。
私はスマホで人を撮影するのは好きだが、ビジュアルが良くないので自撮りはしない。
それでも、運転免許更新やマイナンバー申請時には必要なので顔写真を撮っているが、それ以外は余程のことがない限り自らを映したいとは思わない。
登場する自撮りする人たちの中には俳優もいて、作品の方向性の舵をとっているように感じられるが、全体的にはtwitterやinstagram等のSNS感覚で投稿していると思う。
ただ単なる普通の若者たちの「つぶやき」では作品は成り立たないので、岡本監督は動画や写真をコラージュさせて抑揚をつけ、映像の繋ぎで面白さを出していく。
監督は本作に関して「レンズという名の銃口を、RECという名の引き金を、自らに向けたら何が撃ち抜かれるだろう?」と述べているが、コロナ禍の不安定な社会における若者たちの自撮りからは、そんな中でも「出口」や「道」を見付けようとする姿が透けて見えるような気がする。
いろんな人の自撮り映像をつなげてつくられた映画

人生を感じた

布団の中とか、かなりパーソナルな時間を撮ってる人もいて、映画館のスクリーンでそれを観てることにちょっとどきどきした

自撮りという行為の不思議さを思った

自撮りは他撮りに比べてプライベートな素の自分が出やすい

でもカメラの前にいる時点で、完全な素にはならない

どこかで演技のスイッチが入るんじゃないかと思う

実際映画を観ていても、誰かに語りかけるような映像が多かった

それは「本音」であり「演技」でもある、不思議なことば

でも、いちばん真実に近いような気もする

漠然と「素の自分を出せ」と言われても難しくて

語りかける誰かを想定するからこそ、ことばは力を持つ

演技がフックとなって真実を引き出す

語りかける「誰か」とは、特定の知人か、不特定多数の誰かか、画面に映った自分か、過去や未来の自分か、あるいは神様みたいな存在かもしれない

小説を書いているときの感覚にも似てる気がした

誰に向けて書いてるんだろう、と考えたとき、神に書いてる、と思うことがある

つまり自撮りも宗教なのか…?

併映の『光の輪郭と踊るダンス』もそうだけど、「映画って何だろう?」と考えさせられた

こういう自己言及的な「問い」がある作品は好きだ

ジャンルの定義を揺さぶる

突き詰めて言えば定義ってぜんぶ嘘で、共同幻想を事実だと思い込んでるだけなんだよ、

っていう真実を思い出させてくれる、知性を感じる

嘘を嘘だと自覚する知性と、それでも真実を諦めない信仰心のあいだに、良いものは生まれる気がする
企画勝ちで映画として観れるかは別。