このレビューはネタバレを含みます
- 忠敬さんのように一歩ずつ、一歩ずつ
伊能忠敬の偉業
その裏にある名もなきものたちの物語
そしていまを生きる名もなきものたちの物語
名もなきものたちが、歴史を、そしていまを作るのだ
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試写会にて
正直、うーんという感じ
コメディとしてもいまいち、ヒューマンドラマとしてもいまいち、歴史物語としてもいまいち、全ての点でなんとも言えない
それっぽいことを最後に言わせてもね、、
この映画をつくらなきゃいけなかった切実さ、みたいなものを一切感じられなかった
全ての人物が極めて戯画的で、人間的葛藤が浮かび上がってこないから、ずっと物語が上滑りしている感じ
ストーリーのギミックは面白い、とは思うけどそれだけで興味を持続させられるほどのギミックではない
落語がもとということで成立している物語のような感じがして、映画として肉体を与えると、、という感じ
市井の人の物語として徹底して描くなら痛みを描かなきゃ
コメディで振り切るなら中途半端なヒューマンストーリーは逆に邪魔
歴史ミステリーとして書きたいなら流石にもっとギミックを凝らなきゃ
せっかくの豪華キャストだから余計になんだかなあという感じ
北海道ずれてるくだりだけは面白かった
