トールキン

大河への道のトールキンのレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
3.7
思ってたよりか面白かった。コメディ要素満載なので普段時代劇を見ない人や歴史に興味ない人でも分かりやすく見れると思う。

登場人物もそれぞれ個性豊かで面白い。岸井ゆきのは可愛らしい感じで、北川景子は凛とした美しさ、みたいなものを感じた。松山ケンイチは終始ニヤニヤが止まらないような面白おかしいキャラで、中井貴一の作品は普段あまり見ないけどコミカルな役どころで飽きないと言うか味わいがある。

途中まで何気なく見てたけど、最後の展開はグッときたし思わず感動してしまった。
どこまでが脚色されていてフィクションなのかは分からないとしても史実であることに変わりないから、歴史に名が残らない名も無き人たちが成し得た大偉業。それってめちゃくちゃカッコいいと思う。めちゃくちゃロマンを感じたし、熱いものを感じた。
最後の最後は伏線回収じゃないけど、全てが繋がってオチに至るみたいな、面白い脚本とストーリー展開でなるほどーって感心してしまう。
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