このレビューはネタバレを含みます
すごく良いジュブナイル映画だった。
巨大グースに私も乗りたい。
寝物語の途中でお父さんが帰って来なくなる…という話の導入時点ですごく辛かったけど、喪失を受け止める物語としてとても良かった。
ドアノブのことしか話さない、子どもとの付き合い方がわからなくて試行錯誤している叔父さんがすごく愛おしかったし、フリップの正体がわかってから叔父さんから教わったピッキング術で脱獄してたのがグッとくるポイントでした。
あと暴走トラックの運転手であったりまさに夢が詰まってる。
そしてニモのために自分の危険を顧みず夜の海に飛び込む叔父さんと叔父さんのためにフリップに真珠を使うニモの真実の愛の描き方がとても良かった……。
ふたりの夢の冒険はまだまだ続いていくのですね。
終わり方のピッグの耳がちょっと動くところがすごく良かったです。
エンディングの切り絵?も観てて楽しかった!