このレビューはネタバレを含みます
肉屋を開いて人肉を売ったら大繁盛…という物語でこの結末になるのは色んな意味で予想外で面白かった。
いつか絶対捕まるだろ…という問題の根本は置いておいて、ビャンは許せなかった弟を許すことができて、誰にも認められなかったスヴェンはマリネの味を認めてもらうことができた。
社会とうまく折り合いのつけられない男たちが社会と再び繋がることができたというのが結末なのは後味が爽やかで良い話だったと思う。
(スヴェンが最初にビャンにマリネを勧めた時に食べていれば全て解決していたのでは?と思いつつ…)
同監督のライダーズオブジャスティスも同じようにその話からその着地をする!?という展開をしつつ、不器用な男たちが再び社会と繋がるというお話だったので、監督の持ち味なんでしょうね。
良い話だったの…かな?と思わせつついやいやとツッコミどころを残している作風は癖になりそうです。
終始挙動不審でめちゃくちゃなマッツもすごく良かったです。