HAYATO

プレデター:ザ・プレイのHAYATOのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
3.8
2024年131本目
最近ロゴをリニューアルしたDisney+で独占配信中の作品
人気SFアクション『プレデター』シリーズ第5弾
舞台は、300年前のアメリカ。ネイティブアメリカン最強の部族に生まれ育った女戦士・ナルが、宇宙から飛来した高度な科学技術を有する危険な戦士・プレデターと壮絶な戦いを繰り広げる。
監督は『ザ・ボーイズ』の第1話を演出したダン・トラクテンバーグ。
主人公・ナルを、ネイティブアメリカンの血を引くアンバー・ミッドサンダーが演じた。
プレデターの地球で最初の狩猟を描いた他作品の前日譚なので、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した1作目しか見たことなくても十分に楽しめた。
雄大な自然の中で「人類vsプレデター」という狩る者同士の壮絶な攻防が繰り広げられる本作は、1作目への原点回帰と評価されているのも納得。痛々しすぎるゴア描写も相変わらず。
生きるために狩りをする両者と、中盤で登場する野蛮でなんでもありな白人の侵略者たちとの対比が印象に残った。
様々な経験を重ねて力をつけたナルとプレデターの最終決戦は見応え抜群。美しいビジュアルも最高。戦いを制し、一族に認められたナルはとてもかっこよかった。
本作の成功を受け、20世紀スタジオは再びダン・トラクテンバーグを監督に据えて新作映画『バッドランズ(原題) / Badlands』の製作を進めているそうだが、本作の続編にはならず、未来を舞台にするそうなので、それはそれで楽しみだけどこの続きもいつか見られるといいな。
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