昨年公開されて劇場に見に行きそびれたのをようやく視聴できた。
ゴミ屋敷をめぐるオムニバスストーリーで、軽快に話しがすすんでいくので見やすかったし、おもしろかった。武藤十夢さん演じる小学校の先生は、まるであてがきのような役でとてもよかった(オーディションで決まったそうです)。
全てを捨てるかのようなオマージュのシーンは色艶があり、ゾクッとした。
物語的には少しきれいにまとまりすぎなのかなとも思わなくはなかったけど、でもよく考えたら上手に複雑になっていてまりこ先生がゴミ屋敷におちた理由は、介護士さんが日本は好きかと聞かれたときのこととか考えるとせつなくなる。あと、社長役の北山雅康さんがとてもいい味出してらした。