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きみは愛せのりのレビュー・感想・評価

きみは愛せ(2020年製作の映画)
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愛は1つしかないが、その形は実に多様だ。ただ、愛とうたって、自分本位に乱暴に振りかざして人を傷つけるのは、愛でもなんでもない。といった感じなのかな…

物語の中の人物の大半は、自らの欲を満たすことに対して「愛」と言ってる。現代のリアルな若者、こんなイメージなのかな…しかし、シンさんとトモキは、好きな人の幸せを願うことを愛と呼んだ(ように私は思った)。それが故に好きな人との距離感が難しい。

1日1日と過ぎゆく時間は、分かりにくくも、間違いなくこの瞬間も進んでいる。でも、自分の日常は常に前に進んでいるとは限らない。人と比べるものではないが、周囲の人間が進んだ長さを知り、そこでやっと自分が止まったままだと気付かされる。

愛により狂わされた人の世界はどんなに苦しいか。

「愛ってなんだよ、分かんねえな」

ほんまに分からん、難しすぎるて

兎丸さん、海上さん、初めて見たけど、とても素敵な俳優さんだな。


久々のミニシアターにて。
同年代の人があまりいない。
観たいものを観てるつもりたけど、本当にここに足を運んでいいのか、時々不安になる。けど、観たいものは見ないと気が済まない。
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