1964年、ペンシルベニア州の田舎町でガイ(トム・エヴェレット・スコット)、ジミー、レニー、ベースプレイヤーは大学の音楽コンテストで優勝する。その後、レコード会社のミスター・ホワイト(トム・ハンクス)のマネジメントでレコードを発売し、ジミーのガールフレンドのフェイ(リヴ・タイラー)とともにツアーに出るが、メンバーの気持ちがすれ違い始める。
監督、脚本トム・ハンクスのこだわりの詰まった作品だろう。
前半は60年代のローカルな雰囲気がたっぷり味わえる。そして、後半は60年代の音楽界への愛情を感じる。
誰もが通るような青春の情熱、喜び、悲しみを最大限に膨らませて映像にして見せてくれたという感じだ。
爽やかな青春映画で、ストーリーが特に素晴らしいというわけでもないけど、けっこう好きな作品だ。特にポップな音楽は楽しくて、エンドロールの音楽をずっと聴いていたくなる。
ラストをハッピーエンドにしたのもトム・ハンクスらしい。
バカっぽいブロンド美女の役でシャーリーズ・セロンが出ててビックリ!
そして、後に「ダラス・バイヤーズクラブ」「はじまりへの旅」などで地味に活躍するスティーヴ・ザーンのおバカっぷりが楽しい!