このレビューはネタバレを含みます
今までのONE PIECE映画とは違う。
ド派手な最強キャラやワンピ歴史における伝説的キャラがラスボスとして出ることがほとんどだったけど、今回そういった敵キャラは一切なし。
ウタの歌唱シーンが多過ぎるというレビューも多く、それは事実として確かにそう。
ただ、各楽曲がまさに映画の内容ですし、Adoさんの歌は好きなので、僕自身はとても楽しめた。
強いて言うならPVのような演出ではなく、ウタがそのまま動いている映像の方がもっと見たかった。
また小ボケシーンは非常に寒かったなとは思います…
ヤソップ&ウソップのシンクロシーン、
コビーが指揮をとるシーン、
赤髪海賊団の戦闘シーン、
シャンクスの覇気シーン、
エンドロールシーン、
これらは最高中の最高でした!
パンフ購入したけど、これはイマイチ…。
ラスト数ページはONE PIECEグッズやゲーム関連の広告のみ。
エンドロールの映像を載せてくれてたら最高だったのになぁ。
入場特典の40億巻はストーリーボードがあり、尾田先生の想いもメモされているためとても濃厚でした。
若き才能が背負い込む想像を絶するだろうプレッシャー。
逃げることは悪なのか。僕たちが生きる世界とは何なのか。
今の時代に対するメッセージを感じる作品でした。
ONE PIECEの世界でも現実世界でも迎える新時代。一体誰がどんな新時代を築いていくのか…。