ロールシャッハ

ONE PIECE FILM REDのロールシャッハのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.2
MVとワンピースの新時代を歌った

爽やかな主題歌の曲調からは想像できなかった。
Adoといえば力強いコブシと人間の暗い部分を歌い飛ばすのが上手いと個人的には思う。
後半に行くに従って、ウタの闇堕ち具合とAdoの曲がマッチしていた。
楽曲提供されてるのにいちいち自分の歌にしていて、呆気に取られました。

全世界に向け、ウタが夢の中で理想郷を作れば苦しみのない平和な世界が訪れると。
自分がしてしまった島民全体への襲撃を受け入れられないのを育ての父と幼馴染が救いに行くという。

まずシャンクスがウタに対して、説明不足だし、ウタも矛先違いの八つ当たり。
同時攻撃で決着がつくという力技…赤紙海賊団の戦う姿は見応えあった。
ストーリーが惜しい。もっと深いものであって欲しかった。

シャンクスが麦わら帽子を託し、新時代にルフィを選んだ事に対して、娘のウタが恨んで海賊嫌いになり、自分が新時代を切り開く。
シャンクス、なぜルフィを選んだの?
私は歌でみんなを幸せにして復讐するみたいな展開だったら個人的には盛り上がったかな。
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