たかあき

ONE PIECE FILM REDのたかあきのネタバレレビュー・内容・結末

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ワンピース✖️音楽の作品は初めてで、賛否両論あるようですが自分はとても面白かったです!

劇中歌がどれも良い。ワンピとは思えないような圧巻のライブシーンも映画館で観れて良かった。

本作の悲劇のヒロインとでも言えるウタは、天賦の才とでもいうべき歌の才能を持っている。だが、ウタウタの実の能力でエレジアで事件が起きてしまい、その罪は赤髪海賊団が代わりに被る事となった。シャンクス達はウタが悲しまないよう笑いながら島を出港する。

「アイツの歌声に罪は無い。一流の音楽家に育ててやってくれ」(うろ覚え)

なんて器のデカい男なんだ…。
シャンクスとウタの親子愛に感動し、自分はワンピでは久しぶりに泣きそうになりました。。
ウタも心の底ではシャンクス達の事を好きだったと思うし、会いたかったと思うけど、世間での海賊=悪というバイアスから、エレジアの真実を知った後でも会いたくないような…複雑な心境だったんじゃないかな。
その辺りは「世界のつづき」の歌詞なんかに表されいるような気がします。

そしてウタをシャンクスが止めに来る再会シーン。鳥肌もんです。

原作ではまだ明確な戦闘描写が無い、赤髪海賊団の戦闘シーンは激アツでした。ウソップとヤソッブの父子愛の描写も良かったなあ。

「ウタは俺の娘だ。奪うつもりなら死ぬ気で来い」(うろ覚え)
最早余命数時間と無いウタを捕らえようとする海軍に対し、激昂したシャンクスは覇王色の覇気で威圧する。その威力は、海軍中将を気絶させ、大将黄猿でさえ冷や汗を流し撤退を余儀なくさせる程のものであった。
規格外過ぎる。。。

ワンピもいよいよ最終章に入ったという事で、本編も楽しみになるような宣伝的な映画でもあったと思います!
40億巻が手に入らなかったのでもう一度観に行こうかな…
たかあき

たかあき