れいん

ONE PIECE FILM REDのれいんのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
4.0
去年の8月12日に一回目を観ました。娘が終映だからもう一回観たいというので付き合いました。最終日の二回上映の一回目。

一回目のときの感想としては、歌がうるさくて耳が痛い!でしたが、新時代は感動して泣きました。映画館でライブを見ているかのような感覚。で、山田裕貴さん好きなのですが出てることを忘れるくらい自然で後々、ちゃんと聞いてくるの忘れた~って悔しかったです。
ウタの歌う声と喋る声が違いすぎて少し嫌だなって思いました。喋る声があんまり好きじゃない。公式ファンブックには、両方の声の人が対談していてお互い違和感無くて安心したってあったけど、私には違和感しかなかった。もう少し擦り合わせること出来なかったんか?
ONE PIECE、離れてる時期があったから知らないキャラクターがいっぱいいたけども個性がすごくて尾田先生はすごいなぁと思いつつ、間のストーリーが分からなくてもちゃんと飲み込める作りになっているのでそこは安心しました。
後半からラストにかけては涙が止まらなかったです。ウソップ親子のやりとりとか、今までのことを考えるとそこまでの信頼を回復できたのか、とか絆みたいなものが見えたりで。
シャンクスがとてつもなくかっこよかったです。

二回目の感想。ウタのことが好きでも嫌いでもないけど、イマイチ嫌い寄りなのはなぜか?その疑問に答えが出ました。マッチポンプ(死語?死語って言うことが死語?笑)女なところですかね。ウタが全面的に悪いわけじゃないけど、ウタが引き起こしたせいで人々が死んで国が滅びて、それを知った上でまた人々を巻き込み破滅させようとしシャンクスを恨んでる、……だからなのかな。こんな人生ひどすぎるなーと辛くなります。
最初、ウタがルフィにシャンクスのこと聞こうとしたり気にしてるくせにルフィがシャンクスの話題を出すとキレるのなんだろう?どういう神経してんのかな?ってよく分からなかった。そう言うところもあまり好きじゃない。
好きな人の気を引こうとしてわざと悪いことしたり困らせようとする小さい子みたいでした。
ウタの両親はとてもとても悲しい思いをしただろうと想像すると辛いです。
二回目ということもあり、泣くことはそんなになかったので冷静に観てましたが、なんだか主人公はルフィという感じがあまりしない映画でしたね。ルフィの仲間もそんなに活躍していた、という感じではないですし。
気になったのは、ルフィが会うまでウタという存在を忘れているというのも少々気持ち悪い感じがしました。ストーリー上、急に出さなければいけないわけですから仕方ないでしょうが。
二回目見てもやはりシャンクスが一番かっこ良かったです。
コビーの声の人、なんというかプロなのかな?という感じがしました。コビー、立派になって……
ゴードンが一番かわいそうだ。きっと心が引きちぎれそうなほど悩んだり悲しんだり落ち込んだり、それでもウタを育てたのにウタのあの態度は無いよねー……とても立派な人だよ。ウタを育てたシャンクスもゴードンも尊敬するような人なのになぜウタはあんな感じになってしまったのか、人を育てるのって難しいですね。
ベポがめっちゃ可愛かった!
山田さんの声はちゃんと意識して聞けました!

二回目、一回目と違い演者や作者のメッセージが流れたりしました。最後に拍手で終わりました。映画館で拍手が起こるのも素敵ですね。


紅白とか歌番組でウタが歌って踊ってるの見ると複雑な気持ちになります。死んでいるのに、こうやって無理やりやらせるのどうなん?って。そんな自分が面白い。ウタ役のウタってことなのかなーって思うようにしてます。

いつの間にかルフィが年下になっちゃって、とうとうシャンクスまで年下になっちゃって、少し悲しいです。

娘との良い思い出ができました。
れいん

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