このレビューはネタバレを含みます
運命的な良きライバルが最終的に協力し、事を成すという解かり易い展開。
また二人の好演もあり安心して観ることができる。
ただ半面、話題事態が少し古臭い。
過剰なリゾート開発や中堅規模の同族経営、明らかな粉飾決済や企業買収など目新しいものがない。
コロナ感染症を原因とする倒産、ロシアの侵攻による超えることのできない全くの不条理、円安などによるハウステンボスへの外資の買収など現実は確実に進んでいる。
そのような中、なんだかノスタルジックな作品と思えてしまった。
もう少し現代的な緊張感がほしい。