このレビューはネタバレを含みます
なんとなく正欲を思い出した(本だけど)
前半、生田斗真が心を捨てて淡々と業務をこなしている部分は興味深く観れた。
途中、生田斗真の過去(虐待されていた)と現在(子供との接し方分からず、妻子実家へ帰られて別居状態)の説明。
なんか心が動いて、妻と子供に会いにいく。妻は良い対応ではあったけど今一緒にまた暮らすのは一旦保留って感じ。
そのあと、滝がばああああっと流れているド自然な場所で水をばああああっと浴びた。
ここで気持ちが解放された?
水が無限かのように無料で溢れていることと、自分が水道代払わない人に対して止水している行為に矛盾感じた?
生田斗真の心の変化具合がわからずこの辺りからラストまで一気に置いてきぼりされた。
自分が水道止めて、親にネグレクトされている姉妹の万引きを見て、そこを救って公園に連れて行き、水を放出されるあたりでもう全くワカラーン!!!!!状態。
ポカーンとしているうちに終わった。
きちんと警察に捕まってきちんと退職させられて、ってその後まで丁寧に説明してくれたけどあそこまでわけわからんかったら、もう公園で水ぶっ放しているシーンで終わっても良かったのでは。。
磯村隼人が相変わらず良かった。
あと水道が無料じゃない以上、お金払ってなかったら止めるの当たり前だしそれを「よくそんな冷酷なこと平気でできますね」みたいな空気になってるのは謎。
それって死刑囚を死刑執行する人にも「よくできますね」って言えるのか、と。そういう仕事だから、無理ーって思ったら思った人はやめたらいいし思ってもできる人はやればいい。
と思った。