Momo

死刑にいたる病のMomoのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

R 18では?というくらい冒頭から面食らうくらいの生々しいグロテスクシーン出てきてびびった。
全く覚悟していなかったからほんとうに驚いた。
グロ苦手な人は本当に見ない方がいいと思う。(前半の犯行部分)

阿部サダヲがはまり役すぎてさすが。
岡田健史(今の芸名が思い出せない)もしっくり。
原作本も面白そうだなあと思った。

連続猟奇殺人犯が、1件だけ認めない罪があり、それを以前顔見知りだった少年に伝え真犯人を探してもらうよう依頼するというところから始まる。
既に面白い設定。

私的面白いポイント(順不同)
・少年(岡田)の母(ミポリン)と殺人犯(阿部)が知り合いだったことが発覚しもしかしたら自分が殺人犯の子供では?という疑いを抱きそれだけで今までないような暴力的な一面が現れるという場面。
・阿部さんの人をコントロールできちゃうサイコパスさが表現されているいくつかのシーン(小さい子供から警務官まで一瞬で手懐ける、というかもうほぼマインドコントロール)
もうずっとこうやって人をコントロールしてきたんだっていうところがしっかり描かれている。
・衝撃の、というか、ええ!?と一瞬理解できないラストシーン。
・桜の花びらじゃなくて剥がした爪か!こわ!
・岩ちゃんが怪しいと思わせといてこの子も被害者かー!という展開。

こう、2重3重にはられた伏線や予想を覆される展開で最後までドキドキしながら見てしまう。
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