予告見た段階からストーリーには期待していなかったのだが、想像以上に残念だった。
テーマ自体は好きだが、これホリックの作品を使って描く必要ある？という疑問。
常々マンガ原作の実写映画は、原作とは似て非なるものと、別物として割り切っているのだが、本作に限っては作品の雰囲気だったりキャラクター性など原作要素が皆無では？と思った。
原作連載当時にコミックス集めていたが、途中で読むの止め、最終回も読んでいない為、どう終わったのかも知らないし、遥か昔の記憶しかないが、四月一日くんってあんな陰キャだったっけ？
全体的にストーリー性がなく、カットカットを繋ぎ合わせただけの印象。
なので、キャラクター達の関係性も希薄で、いきなり執着をみせても、どこで情が湧いたのよ？と置いてきぼりを喰らった。
特にラスト、四月一日くんが侑子さんの後を継ぐ発言には、えっ？後を継ぐ発言するほど影響されていたの？とポカーン。
原作にないオリキャラ登場した時点で期待値は大分下がっていた。
全体的に監督が撮りたいシチュエーションカットを撮ったファンアートだと勝手に思っている。
映画としては面白さに欠けるが（眠気との戦いだった）、映像はめっちゃキレイなので、映像とお目当ての役者さんを拝むには良きコンテンツであった。因みに松村北斗目当てで観に行った。
松村北斗が想像以上に低音で吃驚したのと同時に、かなり好みの声音で喋る度にドキドキ。
また、詰め襟から覗くYシャツの襟と首元にすこぶる萌えた。
チョコバナナ食べている姿が可愛かった。
それと橋本愛、美しかった。
