こんな事件があったなんて全く知らなかった。
大義名分・集団の下では、人間は容易く獣になれる怖さを改めて認識した。
時代は違えど、現代もそうやっていることは変わっていないな、と色々と考えさせられる作品であった。
殺戮シーンは怖すぎた。そのシーンだけ映画というか、ドキュメンタリー的な淡々さで恐ろしかった。
今回、声優さん目的で「音声ガイド」を初めて使用してみたのだが、こういう風に登場人物たちの服装や表情、動きを音で表すのだなと目から鱗だった。視覚障がい者の方はこういったツールを使用して映画を楽しむんだということも学べた。声による余計な情報が入らないよう、淡々とガイドしているのも印象的だった。
○○な着物、○○眼鏡といった詳細情報を伝えてくれるので、普通に聞いていて面白かった。○○（役名）△△すると、名前言ってくれるので、登場人物を把握しやすいし、後日談的な長めのテロップ表示されるシーンは、全文読み上げてくれるので、読みはぐる心配もなく、音声ガイドか必要な方でなくても、便利なツールだなと感じた。
