沈

メタモルフォーゼの縁側の沈のレビュー・感想・評価

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)
4.5
前から気になっていてやっとアマプラで視聴。よかった。こういう心がほっこりする日常系を求めていた。何歳になってもトキメキは大事だし、趣味でここまで語り合える友達できたら年齢の壁なんて小さいもので素敵な出逢いだなぁとずっとこの2人を応援したくなる。サイン会でコメダ先生が雪さんに事情を聞いてもあえてうららには声をかけなかったのも、個人的にはコメダ先生の粋な計らいかなとも思った。うららが進路や幼なじみの恋路をみて複雑になる心境も、腐女子ならではのあるあるが如実に描かれてて共感しかねえ。(リアルでは幼なじみ男子なんて貴重種いないけども)正直、親しいとはいえうららがBL漫画描いてるの覗き見してきてコミケにまで着いてくる幼なじみの男子にドン引きされるシーンとか来たらどうしようと、ワイだったら不登校不可避だねと思ってハラハラしてた。自己満でばかり絵を描いたりグッズ作りをしているので、うららが思い切ってコミケに申し込んで原稿に打ち込んでるシーンには素直に熱いものを感じた。すごいなあと。雪さんがパスポートに佑真くんが着てるのと似たような柄シャツきて証明写真撮るの乙女すぎじゃろうて。かわいい。雪さん宅の縁側みて、亡くなった祖父祖母の家を思い出し、懐かしくなった。縁側、いいよねえ。原作も気になるし、Hulu登録してないので難しいかもだけど、ドラマ版「君のことだけ見ていたい」も機会があれば視聴したい。
沈