このレビューはネタバレを含みます
インドならではの人の密度で画面が賑やか。最初の暴動は嘘だろ?というくらい人がいる。そしてそこで無双するラーマのインパクトが絶大。
ビームの登場もぐるりと回り込んだカメラワークからの筋肉美、そして虎との格闘と、こちらも圧巻。
そこから、ありえない方法での子供救出、多幸感あふれるナートゥダンス、まさかの猛獣襲撃、痛々しいむち打ち、そして伝説の肩車へ…と息付く暇もなく、10分に1回クライマックスというのは嘘では無い。
ジェニーの立ち位置とか、非暴力による革命はどこいったとか細かい指摘はあれど、パワーが凄すぎてまぁいいか、となった。悪役はしっかり死ぬし。
エンディングの踊りのシータがすごく可愛い。インドの政治家たちが急に出てきたのにはビックリしたけど、実在したという主役ふたり含め、インドの歴史に興味が湧いた。