紅孔雀

RRRの紅孔雀のレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.7
さすが「バーブバリ」のラージャマウリ監督。前作に勝るとも劣らぬ大アクション映画でした。私の点数は「バーバリ伝説の誕生」が4.6点、「同 王の帰還」が4.7点でしたが、本作はその中間あたりでしょうか(切り上げて4.7点にしましたァ)。
主役2人の顔が最初識別できず、展開も早いので、付いていくのが大変でした。ただゴーンド族のビームと警察官のラージュの背景が明らかになり、2人に友情が芽生えるあたりからはノンストップ。特にビームが猛獣たちと共に英総督公邸を襲撃するシーンは大好物で、大いに盛り上がりました。
この2人、実は実在の人物がモデルで、インド独立運動の英雄らしいです(エンドロールで色々な肖像画が紹介されるのは、その辺りの事情か)。破天荒に見えて、ストーリーに微妙な歯止めがかかるのはそのお蔭だと思います。
紅孔雀

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